ヨーグルト・ホエイとは?
ヨーグルト・ホエイとは、ヨーグルトのパックを開けたときにヨーグルトの表面にできている上澄み液のことだそうです。ヨーグルトの水分が出てきているだけと思い、そのまま捨てちゃってました。
ところが、なんとこの上澄み液が凄いんだそうです。
このホエイ(乳清)には、タンパク質が豊富に含まれていて、そのタンパク質が「インクレチン」というホルモンの分泌を促すそうなんですが、このインクレチンがダイエットに効くんだそうです。
インクレチンの働き
「インクレチン」は別名「やせホルモン」と言って太りにくい体づくりに一役買ってくれているとのことですが、それは一体どういうことなのか?
なんとインクレチンは、食べたものが胃から小腸へ運ばれるスピードを抑え、小腸の吸収をゆるやかにするのだそうで、その結果、血液中にブドウ糖が一気に放出される状態が回避され、ブドウ糖が脂肪に変換されてしまうという作用を低く抑えてくれるというのです。
つまり、いわゆる「体が太る」とは、ブドウ糖などの過剰な供給により血糖値が必要以上に上がってしまった際、その余ったブドウ糖を非常時に備え、貯蔵効率の良い脂肪という形に変えて「皮下脂肪」や「内臓脂肪」として体に蓄えることにより発生する状況なわけですが、インクレチンはブドウ糖を体が吸収するスピードを遅くすることで過剰な血糖値の上昇を抑えてくれるということです。
なぜ、ホエイがいいのか?
ホエイ(乳清)には、ヨーグルトの脂肪分(乳脂肪分)が除かれており、腸内に棲息している、体を太らすように働く「デブ菌」が好むことにより「デブ菌」を活性化させてしまう恐れのある脂肪がない状態ですので、ヨーグルトそのものよりも、ダイエットのためには効率的な飲み物になっているというわけです。
ここまでの話は、東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎さんの著書で『ヤセたければ、腸内「デブ菌」を減らしなさい!2週間で腸が変わる最強ダイエットフード10』(ワニブックス/PLUS/新書)で紹介されているものです。
この本には、腸内細菌叢が人体に与える影響や、痩せる作用を持つ「ヤセ菌」と太らす作用を持つ「デブ菌」、またそれらの菌が好む食事を知ることで、リバウンドしにくい体に変える工夫が、分かりやすく、詳しく書かれています。
ホエイによるダイエットに挑戦!
ここからが私にとっての本題なのですが、藤田先生の著書で紹介されているこのホエイの摂取により腸内細菌叢の痩せ型化を図ります。
もちろん、著書でも触れていますが、いくら良いことでも、その一つだけで効果を期待することは虫が良すぎます。だから、良い物の組み合わせを3つ以上続けるようにアドバイスがされています。
自分もそのつもりですが、とりあえず一つでも始めることが大事だと思いますのでその一歩がホエイ・ダイエットです。
まずホエイを抽出
ホエイの抽出のためには次の品々を用意します。
- 400㎖のプレーンヨーグルト
- グラス(コップ)
- コーヒードリッパー
- ペーパーフィルター
- サランラップ
【抽出の仕方】
- コーヒードリッパーにコーヒーフィルターをセットし、グラスの上にのせる
- ヨーグルトをペーパーフィルターに入れ、ラップをかける
- 冷蔵庫で保存する
- 一晩たつとホエイがグラスにたくさん
ぼくは、400㎖のプレーンヨーグルトの半分(200㎖)を1日分として抽出するようにしました。
実は、7月15日から試し始めていて、今のところ中断することなく続けられています。
2週間以上続けているわけですが、確かにおなかがへこんできたような気がします。体重は、64.5㎏になっているので以前の70㎏を超えていた頃に比べると痩せているのは間違いない。
とはいえ、真面目に測っている訳ではないのであくまでも自分の感覚に過ぎません。これからは、ちゃんと記録をとって、もっと実感できるようにしよう!
本当は、7月からブログを始めてチャレンジを記録しようと思ってたんだけど、ブログを始めるまでの準備に意外と手間取っちゃったので、開始が8月になっちゃいました。
これから自分のチャレンジを記録することで、継続を目指すぞー!